旧現地レポート

10/3-4デイキャンプ「稲刈りツアー」1日目

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上野から新幹線に乗り、越後湯沢までやってくると、空気が都心よりもやや冷たく感じ半袖では少し肌寒いようにも思いました。
出発から約2時間後には南魚沼の土を踏んでいた子どもたち。
いよいよ農業体験「稲刈りツアー」の始まりです。

と、まずは、何事もおなかを空かせてはできませんから、腹ごしらえですよね。
旅館の部屋に入るとお弁当を食べました。
それから畑に行く支度をします。

子どもたちが旅館から出てくると、気温も少し上がり、動くと汗ばむほどの陽気となりました。
今日の農業体験は芋掘り作業です。
掘り起こした芋は明日のおやつ「焼き芋」とお土産になります。
手探りでツルからたどっていき、サツマイモを見つけたらその周りを掘り進める。
最後は途中で折らないように、サツマイモが埋まっている方向に沿って抜く。
この作業を繰り返し、どんどんとサツマイモが掘り起こされていきます。
子どもたちの顔よりも大きな芋やまん丸の芋、おもしろい形をしている芋など、芋が姿を現すたびに歓声が上がっていました。
一通り掘り終えたところで、お土産にするものと明日の焼き芋にするものとに選別し(写真上)、畑を後にしました。

作業を終え、旅館に戻った子どもたち、続いては、ぬか釜による炊飯に挑戦しました。
昔は籾殻(ぬか)を燃やしてお米を炊いていたそうです。
そのぬか釜で炊いたご飯が、夕食の食卓に出てきます。
「おいしくな~れ」と心の中で呟きながらお米を研いでいるメンバーも。
ガスで炊くご飯と味が違うのかな・・・と炊きあがりが楽しみなところですが、楽しみは後にとっておき、先に入浴を済ませました(写真下)。

そして、夕食の時間。
メンバーを代表し、今回最年少の「じゅんや」君に釜のふたを開けてもらいました。
籾の香りがついたお米はいつもとは違う甘い香りがしました。
もちろん、釜の中身(2升)は完売!ガスで炊いたご飯(約5.5合)も完売。それでも足らなかったようで、追加でお代わりをもらいにいく姿も見られました。

食後は、お米について少し話をし、室内ゲームを行って夜の時間を過ごしました。
時計が20時を回る頃、幼児班は先に部屋に戻って就寝。
小学生はもう少し遊んでから、21時前には自分の部屋へと戻っていきました。

明日は稲刈り体験です。
お天気も申し分なさそうですので、各自しっかり刈り取って帰りたいと思います。

まーぼう