旧現地レポート

8/15-22長期自然学校小菅村6日目(8/20)

小菅村は、汗がつたうような真夏の暑さは遠のき、過ごしやすい天気です。
朝晩は15度前後まで下回るので、私もフリースを着ています。


さて、今日の午前中は子どもたちから熱烈に希望を言われていた「魚釣りと川遊び第2弾」。
川の場所は前回よりも上流へ移動し、開けた場所で川遊びエリアと釣りエリアに分かれて遊びました。
釣りでは、餌のブドウ虫を針につけるところから始め、魚のいそうなポイントに静かに糸を垂らします。
どの班も粘り強く竿を握っていましたが、残念ながら今日のところは魚たちに軍配が上がりました。
一方川遊びエリアでは、流れが絞り込まれている場所に入ってプカプカと川流れ。
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また、水温も夏前半と比べると下がってきたので浅瀬や川岸で遊ぶメンバーも多かったです。
ビーチバレーを連続で続けたり、石の上にさらに大きな石を積み上げるストーンバランシング。
河原で見つけた炭を石ですりつぶし、いろんな人の顔へ、、、
あちこちで顔の真っ黒なリーダーや子どもたちが増えてきました。

お昼ご飯は、熱々の揚げパン。
今日は、シンプルな砂糖味ときな粉味の2種類。
あるメンバーが美味しさのあまりに「このパンの袋持って帰っていい?」と聞いてきました。
私は「このパンじゃなくても揚げパンはできるよ」と返事をしましたが、「これがおいしかったから」と言って袋を部屋に持ち帰っていました。
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その後、今日まで心に残っている出来事を班ごとに紙に書き出し、キャンプソングでみんなが好きな「がんがん」の曲にはめ込んで、長期メンバーオリジナルのがんがんを作りました。

夕方野外調理を始める前に、広場に集合します。
そこで、今夜のクッキングコンテストの詳細を発表。
今回は、各班バラバラの食材で自由なメニューを作るクッキングコンテスト上級編。
3つのカテゴリーに分かれた食材をミニゲームの順位に応じて選べる権利を勝ち取ります。
そして、調理開始前の作戦タイムを長めにとりイメージを共有してから取り掛かりました。
しっかりとしたイメージさえできてしまえば、手の込んだ料理もお手の物といったくらいの感覚で仕上げていました。
しゃけ班「サーモンと夏野菜のムニエル」
みんてぃー班「ハンバーグレボリューション」
わっしょい班「ワールドレインボー」
まっこい班「揚げものトリオ」
ずばり優勝チームは、しゃけ班の「サーモンのムニエル」でした。
そして、アイデア賞としてまっこい班の「揚げものトリオ」が選ばれました。
結果は上記の通りでしたが、どの班も見栄え、味付け、満足度も高い一品だったので順位を気にすることなく心もお腹も満足のいく夕食になりました。

就寝前には、完成したオリジナル「がんがん」をみんなで歌い、懐かしのエピソードを思い返すことができました。
また、毎日継続して行っている「ありがとうBOX」の発表タイム。
これは、「○○から□□へ、今日△△してくれてありがとう!」といった、日常で相手からの好意を感じた際に感謝の気持ちをカードで伝えようというものです。
始めはBOXに投函される枚数が少なかったのですが、日に日に増え、書くことも、もらうことも、誰かのありがとうを聞くことも合わせて子どもたちが楽しみにしてくれる時間になりました。

声の出しすぎで喉が枯れ始めたメンバーはいますが、体調を崩して看護部屋で休むようなこともなくたくましく過ごしています。
明日は荷物整理の後、お楽しみハイキングに行く予定です。

にいやん