旧現地レポート

11/3-5山中湖2日目(11/4)

「ふれあい乗馬体験」2日目の様子をお伝えします。


朝食をモリモリと食べた子どもたち。
本日もホテルから徒歩5分の距離にあるクローバー牧場へ向かいます。


着いてさっそく馬のブラッシング。
8頭の馬を一斉に綺麗にしていくため、1人当たりの担当はたくさんあります。
朝の冷たい空気の中、汗をかくほど一生懸命ブラシでこすった後は馬房の清掃に取りかかります。
昨晩出たボロや汚れてしまったおがくずを丁寧に取り出していく作業です。
ボロが残っているとそれを踏んだ馬の蹄が腐ってしまうこもあるため、これも大切なお仕事です。
まだ使用できるおがくずを避けてボロだけを掻き出すにはコツが必要ですが、頑張ってボロを一輪車に運び、さらに軽トラックまで運びました。
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さて、掃除が終わったところで今度は軽乗と引き馬のチームに分かれて交代で活動することになりました。
軽乗チームは、まずは馬に飛び乗る練習。
先日と比べて格段に上達し、とうとう成功者も現れました!
そしていよいよ技の練習です。
「風車」という技を教わりました。あらゆる軽乗技の基本動作。
「風車のイチ!」
「風車のニ!」
「風車のサン!」
という掛け声にあわせて馬の上でクルクルと向きをかえます。
ただ回るだけだから簡単!かと思いきや、動いている馬の上でバランスを取りながら足を組み替えるのは至難の業。
みんな一生懸命練習をしていました。

一方引き馬チームは大きさの違う3頭の馬にまたがり、スタッフが引いて歩きます。
乗馬が初めての子も堂々とした振る舞いで馬に乗っていました。
最後に、放牧された馬に餌をあげてから自分たちもお昼ご飯の時間です。

一旦ホテルに帰ってリフレッシュをしてから午後の仕事が始まります。
午後の初めの流れは前日と同じ。馬が寝るための馬房準備と、餌づくりです。
1日たって、もはや慣れた様子で必要な道具を取りに行きテキパキと準備をしているのには驚きました。

ここ、クローバー牧場では、大人からのアドバイスはあれど、基本的には子どもが自分たちで考え動きます。
同世代のクローバーキッズの動きにも触発されて、自分たちの力だけで与えられた仕事をこなしました。

準備が終わり、今度は軽乗と乗馬の2つのチームに分かれます。
軽乗チームは新技を次々と教わります。
昨日の演技で見せてもらった「膝乗り」と「旗」という技。
止まっている馬の上で練習をしてから、歩いている馬で練習。
だんだんと馬の動きにあわせてポーズを決めることが出来るようになっていました。
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乗馬チームは、先ほどの引き馬とは違いみんながそれぞれ手綱を握って馬を操っていきます。
止まれの指示や、曲がれの指示。
軽乗とは違って、馬の上にいる人がちゃんと指示を出さないと馬は思った通りに歩いてくれません。
乗馬と軽乗はどちらも集中力が必要ですが、全く違うものなんだということを身をもって体験できました。
馬に餌をあげてから1日の体験はおしまいです。

牧場からの帰り道には、「来年もまた来たい!」「明日も楽しみだね」と話してくれる子が何人もいました。
ホテルにて入浴と夕食を済ませると、明日の体験のために荷物整理を行ってから就寝しました。

疲れが出たのか布団に入るとあっという間に寝息をたてていました。
明日も目一杯遊んでから帰ります。お子様の帰りを楽しみにお待ちください。

つんたん