旧現地レポート

8/19-22小菅村3日目(8/21)

3日目も穏やかな朝を迎えました。
子どもたちもリーダーの「おはよう」と声をかけるまで、ぐっすり眠っていたようです。

【今日の遊びスケジュール】
午前/基地づくりの続き+基地でランチ
午後/ドッヂボール→川遊び

昨日に引き続き、約1時間の作業で基地づくりの仕上げに掛かります。
壁やカーテン、ブランコや罠など色々なものを自然の中にある素材だけで作っていきました。
完成した基地を全員で見学し、基地の名前とこだわりポイントを発表。
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きむち班「小菅村公園」
動物用のブランコや枝のカーテンなど細かなところにこだわりをもって作っていました。

キティ班「トラップハウス」
とにかく罠だらけで、男の子たちから大人気(笑)

どんぐり班「ザ・秘密基地」
空きビンで作った呼び鈴、看板、全員がゆとりを持って入れる広さが売りの基地。

マリノス班「4班の隠れ家」
高学年班ということもあり、平均身長も高いため、屋根の高さにゆとりを持ったそうです。
骨組みがしっかりしていることと、森で見つけた古いビニール袋を丁寧に洗って、班の看板を作っていました。

おにぎりを基地の中で食べて、基地を自然に戻す作業まで班で行いました。 午後は予定通り2回目の川遊び。
この時間になると陽のあたる場所が増えるため、水温も河原全体の温度も高くなることで快適な川遊びができます。

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川の水はとても澄んでいて、太陽の陽が入ると川底まで丸見えです。

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今日の獲物は丸々と太った大型のニジマス。
モリと網を持って、捕獲作戦を遂行します。
あとから子どもたちに聞くと、「モリが魚に触れるところまでは行ったけど、逃げられちゃったよ」と悔しそうに教えてくれました。

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ポカポカの河原では、石積みをしているメンバーも。
これが見た目はちょっと地味かもしれませんが、やり始めると熱中してしまう遊びの1つ。

川から上がり、シャワーを浴びてさっぱりしたと思ったら、すかさずドッヂボールをする子どもたち。
最後の夕食は、カチャトーラというイタリア風のトマト煮込みを作ります。
具材さえ切れてしまえば、カレーライスよりもあっという間に出来上がってしまいます。
仕上げにとろけるチーズを乗せれば、簡単で美味しい夕ご飯の完成です。
さらに、小菅村で収穫されたカボチャをいただいたので、定番の煮物とオリーブオイルでこんがり焼いてハーブソルトを軽くまぶしただけのローストカボチャもおかずに登場。
カチャトーラとあれだけ沢山作ったカボチャ料理も見事に完食しました。

そして、森が真っ暗になったところで井桁の周りに集まります。
「ソレ、ソレ、ソレソレソレ~♪」とどこかで聞き覚えのある歌に合わせて火を持った神様が登場し、キャンプファイヤーがスタートしました。
燃え上がる炎と同じように、子どもたちも元気な声で応えてくれました。
どのゲームも子どもたちのリアクションや合いの手が入り、最後まで温かい雰囲気。
一方、クロージングセレモニーでは、しっとりと心を落ち着かせて幕を閉じました。
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今回は、班の垣根を越えてとにかくみんなで遊ぶのが大好きな子どもたちが多い様に感じました。
そして、優しい声かけのできるメンバーも多くいるので、本当に和やかな雰囲気で今日まで過ごしています。
明日も、清掃や荷物整理などはスムーズに終わりそうなので、その分たくさん遊んで帰りたいと思います。

にいやん