旧現地レポート

8/15-18小菅村2日目(8/16)

今朝は、晴れ間が射していたので、寝袋を干してから朝食へ。

遊びの希望を子どもたちに聞くと、口をそろえて「川遊び~♪」と満場一致で決まりました。
ただ、同じ川遊びでも遊び方のイメージはそれぞれ違うようで、魚捕りやカエル探し、泳いで流れて遊びたいという具体的な希望が挙がります。

水着に着替えて、9時過ぎから川へ下ります。

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川の水の冷たさに慣れてくる頃から、子どもたちの遊び方に広がりが見えてきます。
流れて遊ぶことをひたすらにくりかえすメンバーや、生き物を水辺と陸上で追い続けているメンバーもいました。 P8162516.JPG
園芸用ネットを子どもたちが加工をして、すだて漁のイメージで作った「ヨシダム」。
ヨシダムが決壊しないように、細かな石を積み、ダムの入り口へ向けて魚を追い込む作戦です。
この続きを明日できることを楽しみにしていました。

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川遊びのスタートが早かったので、今日は水温も低め。
気温も30℃前後でそこまで高くはなりませんでした。
体を震わせながら遊び続けるメンバーをたき火の周りへ集めて、暖を取ります。
その後も、川での遊びは2時間以上も続きました。

お昼ご飯を食べると全体的に疲れが見え始めたように感じましたが、遊びの相談を持ち掛けると「ランニング」「松ぼっくり拾い」「王様陣取り」「鬼ごっこ」などと、体を動かす気満々の回答に驚かされます。
そこで、午後は場内で野外ゲームや伝承遊びを行いました。

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年齢差に関係なく遊べる「一歩鬼」も、リーダー鬼から始まりましたが、後半は子どもたちが交代しながら鬼になります。

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続いて、今回のキャンプで流行っている「王様陣取り」。
チームに分かれて、何度も何度も真剣勝負が繰り広げられました。
やってみると奥が深くて面白い遊びです。
教えてくれてありがとう!

夕食は、ほうれん草やしめじ、小菅ピーマンにベーコンなどが入ったバター醤油風味のパスタ。
昨日とは調理の役割を入れ替えて、色々な仕事に挑戦。
今夜もたくさんのおかわりをして、お腹いっぱい。

片づけを終えると、懐中電灯などを持って再び集合。
ナイトハイク、夜の森へ静かにお邪魔します。

今夜は、夏の虫探しをメインに出発しました。
キャンプ場周辺にある街頭の明りが当たっている場所を転々と探します。
夏の虫といえばカブトムシ。
今夜は子どもたちに大人気のカブトムシをなんと3匹も発見し、大満足の結果。
また夜行性の動物たちの目の機能について伝えたり、暗くて見えない中でどうやって状況を把握するかと五感の話をしました。

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帰り際には、3匹目のカブトムシとオオミズアオという大きくてきれいな模様をしたヤママユガの仲間と出会いました。

明日は、どのような1日になるか楽しみです。

にいやん