旧現地レポート

8/15-26長期自然学校小菅村10日目(8/24)

長期キャンプも10日目を迎えました。

今朝は最後の洗濯を済ませ、子どもたちの希望で3度目の川遊びへ。
これまで遊んだ場所より上流のポイント。
日が当たり、川の半分は浅瀬で生き物がたくさんいるエリア、もう半分は流れて遊ぶのに丁度良い流量の場所です。
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いつも悲鳴が響き合うほど激しい川遊びになるのですが、今日はおとなしめ。
その分、オタマジャクシや川魚の稚魚を捕まえるのに夢中になっていたり、コケを集めてコケ玉作りに熱中している女の子たちがいました。 P8242420.JPG

さぁ、ここでスペシャルランチとして流しそうめんをしようとみんなで準備をしていると、いつものようにケンカが勃発します。
今日は、リーダーは介入せずに子どもたちだけで納得のいくように解決してごらんと全てをゆだねました。
色々な話し合いが続くこと1時間30分、、、
子どもたちなりに仲裁に入ったり、新たな意見を言いあったり、砂利に落としてしまった小さなものを全員で探したり。
ケンカをしている当人たちだけの問題ではなく、10日間過ごしてきた仲間の問題として一人ひとりが自分にできることを考えて行動に移していました。
そして子どもたちから「終わったよ」とリーダーに報告があり、子どもたちだけの力でこの場が終息。
一人ひとりの言動は、優しく、勇気があり、仲直りをする最後まで誰もあきらめなかった姿に感動させられ、成長を目の当たりにした時間になりました。

そこから一気に切り替えて、流しそう麺大会を楽しみます。
今日はそうめんをはじめ、うどんや中華麺も投入!
始めはリーダーが流し役、後半は子どもたちも流し役に代わり、色々な変わり種も流れてお腹を楽しく満たすことができました。
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午後はキャンプ場の新たな遊び場、みんなの広場へ遊びに行きました。
ここはちょっとした囲いの中にある、なんてことのない広場。
しかし、囲いの中に入れるのは子どもたちだけ、リーダーがその中に入るなら、子どもたちのルールに従うことという制限のある特別な空間に。
班の仲間意識ももちろん高まりましたが、班だけには収まらず、誰とペアになってもみんな本当に仲が良いです。
もちろんケンカは毎日ありますが(笑)
ただ、ケンカの仕方も日々成長を見せています。
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夕食の鍋パーティの後は、野宿で簡易テント泊をでできなかったので、希望者のみキャンプ場内で簡易テント泊を行うことにし、練習を思い出してテント設営をしました。
2/3は外寝、1/3は部屋で班を入れ替えて眠ります。
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明日は、荷物整理をした後にお楽しみハイキングへ行く予定です。
残る時間がわずかになってきましたが、最後の最後まで濃い関わりを持ち、どんな時でも支え合える仲間であるように子どもたちと向き合っていきます。

にいやん