旧現地レポート

8/5-8小菅村3日目(8/7)

3日目ともなると子どもたちもキャンプに慣れてきたようで、朝食の配善時から自然と役割を分担して準備に取り掛かります。

本日の天気は、曇りのち雨。
今回は終日プログラムではなく、キャンプ場の近場で過ごすことにしました。
とは言っても、リュックに水筒とカッパを忍ばせて村内探検に出発!
時折、小雨の降る時間もありましたが、降っては止みの繰り返し。
これが山の天気だと子どもたちも納得していました。
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途中、植物や野草の話をしてきましたが、子どもたちのリアクションが一番良かったのが大葉の匂い嗅ぎ。 自生している大葉を手に取り、手のひらで瞬間的に叩くととてもさわやかな香りが鼻を通ります。
子どもたちも気に入ったようで、歩きながら大葉を探したり、見つけた大葉を大事そうにギュッと握りしめて歩き続ける幼児メンバーもいました。
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カヤブキ屋根の原始村を通り、お目当ての場所へ歩くこと40分。
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本日の目的地は「雨乞いの滝」でした。
滝つぼをのぞき込むと思わず「おぉ~!!」と声が出てしまうほどの迫力。
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その後も、虫を探したり、動物のフンを見つけたりと子どもたちの興奮はなかなか冷めずに、元気にキャンプ場まで帰ってきました。

昼食は、わかめご飯とスープ。
腹ごしらえをしたら、お気に入りの枝集め。

その後、ネイチャークラフトとして、「ゴッヅアイ」というインディアンから伝わるお守りを作りました。
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こちらは完成した作品。
想いを込めて作ったので、4つの精霊が守ってくれるはず。
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夕食は、夏野菜のトマト煮。
今日は、食材屋さんから村育ちのカボチャとインゲンをいただき、いつもとは違った仕上がりでとても美味しいおかずができました。

さて、夜から本降りの予報も出ていましたが、晴れ男と晴れ女が多くいたのか、なんとか天気が持ったので外で思い切り最後の夜を楽しみます。
キャンプファイヤーの点火式では、神様の独特な歌声とダンスに子どもたちはすっかりと引き込まれていました。
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ゲームで盛り上がった後は、小さく燃える薪を囲いエンディングへ。
「真ん中で燃える薪は、みんなに何をくれた?」と聞くと、「明るさ」「勇気」「楽しさ」「笑顔」など子どもたちからとても嬉しい言葉が返って来て驚きました。
キャンプファイヤーを通じて、子どもたちに伝わるものがあったことを実感。
最後は、班ごとにふりかえり。感想を言い合います。
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ここまで大きく体調を崩すことなく、みな元気に過ごせています。
明日は、帰り自宅を済ませてから、時間の許す限り遊んで帰路に就く予定です。

たくましくなったお子様の帰りを楽しみにお待ちください。

にいやん