旧現地レポート

8/15-22長期自然学校小菅村1日目(8/15)

本日より、小菅村長期自然学校が始まりました。
集合時に顔を合わせると、まだ緊張や不安などを隠し切れない表情をしていましたが、電車内の何気ない会話やキャンプ場に着くまでの時間で徐々にほぐれてきたように感じます。


キャンプ場に到着してからは、開村式としてキャンプや自然環境についての話から班ごとの自己紹介の時間を取りました。
一人ひとり前に出て、自分のキャンプネームと長期キャンプでの意気込みややりたいことを発表してもらいます。
全員の顔ぶれを把握した後、テーマソングをウクレレに合わせて歌い本格的にキャンプをスタートしました。
荷物や寝袋を部屋に運び入れて、1時間ほどグループタイム。
この間でキャンプ場の散策や班ごとの約束決め、係決めなどを行いました。


夕方再びからは、夕食作りを始めます。
普段のキャンプでは2班ずつの合同班で調理を行いますが、長期キャンプでは班ごとの調理です。
関わる人数が少ない分、一人の役割が多くなるのでその分子どもたちの成長幅も増えるはず。
子どもたちのできることが少しずつ増えることを願って、リーダーも丁寧に関わっていました。
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また、グループの意識を高めるきっかけとして、どの班が一番上手にできたを競う、クッキングコンテストを開催。
優勝を目指して、どの班も真剣です。
今夜のハヤシライスコンテストは、わっしょい班が優勝を勝ち取りました。
結果発表の際、どの班も自分の班が1位だと思っていたらしく真剣に悔しがっていたので明日からの取り組みに期待が高まります。

片付けとシャワー浴の後は、キャンプ場の外にナイトハイクへ出かけます。
出発前にネイチャーゲームの「音いくつ?」に挑戦。
目をつむり、夜行性の動物の様に耳を澄ませて何種類の音が聞こえるかやってみました。
これは実際に何個聞こえるかではなく、感性を引き出すゲームなので、幅がありましたが2個~10個以上という子どもたちの回答でした。

その後、近くの街灯周りを転々と探検し、バッタやカブトムシを発見し、子どもたちは大興奮の夜になりました。
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絵日記を描き、21時過ぎには消灯し今はぐっすり眠っています。

25名の子どもたちと6名のリーダーで始まった8日間のキャンプ。
楽しいことも辛いことも色々あると思いますが、焦らずその時に必要なことに対して時間を割いて進めていきたいと思います。

にいやん